西荻窪から阿佐ヶ谷に。コンコ堂に行ったけどまさかの展開勃発でガッツが激減 | 東京の本屋・ブックカフェ
スポンサードリンク
前々回、東京のお店を回ったお話しとして、西荻窪まで行ったところまで書きました。
おさらいしとくと、この日は中央沿線を攻めようと、朝からまず国立まで行って、そっから西に向かって、三鷹→吉祥寺→西荻窪ときて、次に向かったのは阿佐ヶ谷でした。
ちなみに、予定では阿佐ヶ谷のあと高円寺、中野にまで行く予定で、はなっから強行軍なのは自分でも承知してたけど、阿佐ヶ谷についた時点で夕方になってきて、ちょっと厳しいかもしれんと思いつつ、まだこの時点では諦めていませんでした。
コンコ堂に行ったけどまさかの展開
まずは穂高書房へ
阿佐ヶ谷駅を出ると、駅から比較的近い位置にあった穂高書房をめざしました。
この時期、スマホの地図アプリを使いこなせていなかった僕はプリントアウトした地図を片手にお店に向かって歩いてたんですけど、自他ともに認めるなかなかの方向音痴で、こっちだ!と思ったらだいたい逆だったってことが圧倒的に多く、そういった事態を未然防ぐべく、極力「人に尋ねる」ことを実践。
このときも、駅前のロータリーを出てひとまず東に向かう感じだったので、これは間違いようがないと東に伸びた道を歩いてたんですけど、しばらく行って二手に道が分かれるところが出たところで、「これは地図で見る限り右側やろな」と思いつつ、ちょうど立ち話をしているおばちゃん二人がいたので訊いて見ました。
ここ行きたいんですけど、と地図を見せたけど、首をかしげるおばちゃん。
どこ行こうとしてるの?と尋ねられたので、「本屋さんです」というと「このへんに本屋さんあったかなあ」と頼りない感じのお返事だったので、ありがとうございますとお礼を言って、正解とおぼしき右のほうの道を進みました。
すると、そこから1、2分歩いたら穂高書房が出てきました。
たのむわ、おばちゃん!と思う前に、こんな近くにあるのに本屋さんが認識されてないのがちょっと寂しいなと思ったんですが、もしかしたら本屋さんと認知されにくい特殊な感じのお店なのかなと思ったりもして、見てみると、確かに異様な佇まいではありました(本屋ってのはわかるやろと思いましたが)。
まさにこんな感じで、うわあ、なんかすごそいなあ、と恐る恐る外から様子を伺っていると、中から仙人みたいなおじさんが出てきて、目があいました。
間違いなく、断られる。ていうか、サイトの説明がたぶんできん。
目があった瞬間に上のようなことを悟ったのですが、目があったまま何も言わなかったら不審者とまでいわないまでも、ちょっと怪しいやつなので、「こんにちは」と挨拶しつつ、どうせ伝わらないやろうからものすごく簡単にサイトの説明をしたんですけど、案の定秒殺で断れました。
基本的に、断れたら無理に粘ることはしないまでも、普段ならもう少し説明したりはするんですけど、このときは「ありがとうございました」と言って、早々に立ち去りました。
ご店主が千人みたいやったからのがその理由でというのは大きな誤解で、正直この日は朝から何件も回り、この時点で気力・体力的にけっこう弱っていて、ガッツがいちじるしく減退していたというのが1つ。
もうひとつは、思いのほか時間が押していたので、当初予定していた中野までたどり着けるかって問題があったので、逆に断ってもらってラッキーとまでは思わないまでも、ほぼ無理そうなところで無駄に粘るよりかは次行こうくらいの打算的な考えはあって、早々に撤収したのでありました。
コンコ堂に向かったんだけども
コンコ堂さんは駅北側で、駅から伸びた道を北に向かい、モスバーガーが角にある交差点を西に曲がり、そこから北西に伸びた斜めに延びた商店街のような道をまっすぐいけばあります。
これは一本道なので間違えようがないと思ってずんずん歩いてたんですけど、かなりの距離行ったんですけど、ぜんぜん出てきません。
地下にあるバーとかならまだしも、路面にある古書店を見逃すはずはない、おかしいなあと思いつつ、さすがにこれ来すぎやろと思ったんで、ちょっと引き返しつつお肉屋さんで尋ねると、「あ、これここの道まっすぐ行ったら出てくるよ」とお母さんが今ぼくがやってきた道を指差します。
ということは、やっぱ行き過ぎてたってことか、おかしいなあ、と思いつつお肉屋さんにお礼をいって、来た道を引き返しました。
そして、からくりがわかりました。
臨時休業で閉まってたんです。
さすがにシャッターしまってたらわからんかった。
で、ぼくが訪れたのがこの8月24日(月)だったわけですが、あれだけ各店舗の定休日とか場所とかを吟味しながらルートをつくったのに、まさかの臨時休業で、こんなついてないことがあるのかと地団駄を踏みました。
で、わずかに残っていた気力・体力も激しく消耗し、「ガッツが足りない」状態になってドリブルもままならんくらいになったのかというとそんなことはなくて、これで今日中に中野まで行くのが現実的になってきたぜ、わーい、とポジティンブシンキングかまして、とぼとぼと、でも気持ち速歩きになりながら阿佐ヶ谷駅に戻っていったのでした。